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映画『君の名は。』を1度見ると「ラストのシーンに感動し、また見たい」と言う人が多いようです。「ラストシーンを見てこそ意味がある」などとブログに書いてる人も結構います。
 
サイト管理人「たもつ」(以下、「私」と記す)は、9/5に初めて『君の名は。』を見て、やはり「ラストのシーンをもう一度見たい」と思いました。だから、「ラストシーンこそ、大ヒットの理由だ」と思っていました。
  
そして、1度目の感動さめやらぬ9/9に2度目の『君の名を。』を見ました。それで、ようやくわかったのです。なので、本記事ではちょっとだけネタバレします。
 
実は、
「ラストシーンは、大ヒットの理由ではないんです」
 

オープニングに「謎の答え」がいっぱい落ちていた!?


 (画像出典:youtube.com)   
映画を見るとき、感動に浸りながらエンドロールをしっかり見ることはあっても、本編に入る前のオープニングをガン見する人は少ないでしょう。
  
9/9が2度目の観賞となった私は、オープニングからガン見しました。そして、わかったのです。
  
1度目に見て、なんだか心に引っかかっていたことの答え、すなわち「謎の答え」が、このオープニングにたくさん落ちていたのです!!
  
_/_/
  
『君の名は。』のオープニングは、彗星の欠片が地表に落ちていくさまから始まります。
  
そして、それは衝突シーンまでは至らないのですが、ぼんやり「あるもの」が浮かび上がってきます。
  
それは...「糸守湖」なんです。それが何を暗示しているのか??

オープニングに落ちていた「答え」、その2


 (画像出典:youtube.com)  
オープニングに、この画像のようなシーンが出てきます。あくまでも「この画像のような」ということです。ある決定的なことが「違う」のですが、それは2度目で確認願います(笑)。
 
ところでそのシーンは、異なる電車に乗った成人した男と女。
  
そして、その2台の電車がすれ違うとき、その2人は、それぞれが瞬間に気づくのです。
  
ずっと忘れていた「何か」を。
  
冒頭に仕込まれた、この電車でのすれ違いシーンは、観客にとって無意識なデジャブとなります。
  
観客が再び「それ」を目にするときはデジャブですから、すでにオープニングのことなど記憶にはありません。
  
それでも、無意識には、しっかりと残っているのです。

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オープニングに落ちていた「答え」、その3


(画像出典:youtube.com)   
さらに、この電車のすれ違いは、他の「あること」も暗示しているのです。
  
それは物語の大団円につながる「何か」です。
  
私は、オープニングから、他にもまだいくつか答えを拾うことができました。
  
そして、それらの答えを全部ネタバレすることはしませんので、オープニングをもう一度確認したいという方は、この週末、「映画館にGo!」ですね(笑)。

本編の始まりが実は絶妙なんです!!


(画像出典:小説『君の名は。』表紙)   
オープニングが終わって、本編の始まりは、東京都千代田区六軒町に住む男子高校生タキ(立花瀧)と岐阜県Z郡糸守町に住む女子高校生ミツハ(宮水三葉)が入れ替わる際の、それぞれの「混乱」を映し出します。
  
それはまるで「夢」のような...。
  
映画『君の名は。』の新海誠監督は、映画公開2ヶ月前に、同名の小説を発刊しています。
  
その小説の第1章が「夢」。ほんの数頁なのですが、これがもう物語の肝なんです。
  
そして、その肝が映像として、これ以上にないくらい旨く表現されています。
 
映画を見て、そして、小説を読んで、また映画を見ると、感動は2倍にも3倍にも膨らむことでしょう。
  
どのように「絶妙か」ですか!? 残念かもしれませんが、それはネタバレしませんのであしからず(笑)。

1度目の観賞は混乱を招くでしょう、そして、それが...

 
(画像出典:youtube.com)  
『君の名は。』で重要なキーは「糸」です。
  
三葉のおばあちゃん「一葉」の言葉を引用しますね。
  

糸を繋げることもムスビ、人を繋げることもムスビ、時間が流れることもムスビ、ぜんぶ、同じ言葉を使う。
それは神さまの呼び名であり、神さまの力や。
ワシらの作る組紐も、神さまの技、時間の流れそのものを顕しとる。
(中略)
よりあつまって形を作り、捻れて絡まって、時には戻って、途切れ、またつながり。
それが組紐。
それが時間。
それが、ムスビ。
(小説『君の名は。』第3章から引用)
  
本編冒頭に、三葉が東京にいる瀧に会いに行くシーンがあります。電車のなかで会うのですが、瀧は三葉が誰なのか認識できません。
  
なぜ認識できなかったのか。それは、時間が捻れていなかったからです。
  
そして、電車を降りる人並みに三葉が流され、電車の外に出されてしまいます。その際、三葉は頭を結っていた組紐をほどき、瀧に手渡します。「私は三葉!」と言いながら...。
 
瀧は、三葉という名前は忘れてしまいますが、その時、手にした組紐を、後々もミサンガのようにつけています。
  
_/_/
  
で、少しネタバレしますが、観客は「混乱」するのです。混乱を意識せずに混乱し、最後に、なんだか妙な感じが残るのです。
  
実は、私が2回、映画『君の名は。』を見てわかったことの一つは、この混乱に基づく「なんだか妙な感じ」が「また2回目を見てみたい」という動機付けにつながるのです。
 
言い換えると、1回見た観客のなかに感動と共に、「謎を残す」という観点で「ある種のフラストレーションを植え付ける」のです。なので、観客は、そのフラストレーションをなんだか解消したくなる。よくわからないけど、2度目が見たくなるといった次第です。
  
これは私だけの見解だ...としておきますので、それが本当かどうかは、ご自分でお確かめください(笑)。 

混乱の正体は、「糸」すなわち「時間」です


タキの右手にあるミサンガに注目。ミツハから3年前にもらった組紐!?
(画像出典:news.walkerplus.com)  
前述した一葉の言葉を繰り返すと、

  • 捻れて絡まって、時には戻って、途切れ、またつながり

これです。
  
つまり、二人の出会いそのものが「糸」的に「時間のずれ」のなかにあるのです。
  
すでに映画『君の名を。』を見て、この記事を読んでいるかもしれないあなたは、映画のラストシーンが何年なのか覚えていますか?
  
そして、三葉がいる世界が何年なのか、タキがいる世界が何年なのか覚えていますか?
  
みなさんが意識するしないに関わらず、みなさんの無意識には視覚からすり込みされているのです。
  
だからこそ、意識していないのに混乱するのです。

神宮高校に通うタキがいる時間だけ、明らかにします!!


(画像出典:youtube.com)   
全部はネタばらししません!!
  
東京の神宮高校に通う瀧がいる年だけを明らかにしますね。
  
この画像のシーンで明らかです。瀧がいる世界は2016年です。
  
それでは、みなさんに質問です!!

  • ミツハが東京のタキに会いに行ったときの世界は何年?
  • ミツハが暮らす糸守町の世界は何年?
  • あの感動的なラストシーンの世界は何年?

  
フラストレーションたまっちゃいましたか(スミマセン)。

まとめ

実は、私は、9/9の2回目の観賞のとき、劇場のあの暗いなかで必死にノートを取っていました(笑)。
  
その記録、ページ数で13頁(凄っ!!)。
  
で、いろんな秘密がそこに書いてあります。しかし、暗がりで書いたので字が良く読み取れません(爆)。
  
_/_/ 
  
そして、私は、なんと3回目も見ようと思っています。まだ若干の謎が残っていますので。
  
みなさんも、『君の名を。』のフラストレーションは、『君の名を。』を見ることで解消してくださいね!!
  
そのフラストレーションが解消されたとき、感動はまた一段と大きなものになることでしょう!!

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