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ネタバレ記事です。
 
『君の名は。』については「時の流れ」をしっかりと理解することが、より一層楽しむためのポイントです。
 
そして、観点で一番わかりにくく、かつ、大切なのがが、瀧と三葉が直接出逢う2回目のシーンです。糸守湖を眼下に臨む山の上での出逢いです。
 

3年ズレた瀧と三葉が直接出逢う!?


(画像出典:iMacの画面キャプチャー)  
以下、かなりのネタバレになりますので、ネタバレはいやだ...という方は、今すぐブラウザを閉じてくださいね♪
 
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しばらく入れ替わりがなくなった瀧と三葉。それが、突然、入れ替わります。それは瀧が三葉を探し求める旅で起きました。
 
瀧は、かつて、自分が三葉と入れ替わったときに、ばあちゃん(一葉)と妹(四葉)と3人で、宮水神社のご神体に御神酒(口噛酒)を捧げたことを思い出し、その場所を探し当てます。そして、三葉がつくった御神酒を一口飲みます。その際、瀧は転倒し、それがきっかけとなり、再び、入れ替わりが発生します。
 
瀧は2013年の三葉と入れ替わりました。2013年10月4日の朝です。この日は、糸守町に彗星の欠片が墜落し、町が消滅し、500人を超える町民が一瞬にして亡くなった「あの日」なのです。三葉と入れ替わった瀧は、町民の犠牲を救うために動きます。
 
そして、テッシー、さっちんと自分の3人で町救済の行動をスタートし、その後、三葉(中身は瀧)は、糸守湖を眼下に臨む山へ向かいます。そこに瀧(中身は三葉)が居ることが判ったのでしょう...。
 
一方、宮水神社のご神体のところで転倒し瀧に入れ替わった三葉は、やはり山頂で瀧と出逢えるはずと感じ、糸守湖を眼下に臨む山の頂きに戻ります。
 
このとき、瀧に入れ替わった三葉は2016年にいます。一方、少しややこしいですが...三葉に入れ替わった瀧は2013年にいます。3年ズレた空間にいるのに、互いに声が聞こえます。もちろん、姿は見えません。
 
円い頂きを走る2人。そして、2人はすれ違い、そのすれ違うときに気づくのです。
 
立ち止まり、指先を伸ばし合う2人。そこで、2人は互いが見え、2回目の出逢いを果たします。このとき、実は、2人は2013年にいるのです。なぜなら、一瞬ですが眼下の糸守湖が見え、その形は彗星の欠片落下前の形、すなわち「円のまま」なのです。
 
直接の出逢いはすぐに解消されてしまいます。残された瀧(本人)は、すでに2016年にいます。そして、眼下の糸守湖は墜落の後が生々しい「ひょうたん型」です。

奇跡は起こるか!?


(画像出典:kai-you.net)  
自分自身に戻った三葉は、糸守町民を救うという責務を瀧から託され、引き続き、町民を避難させることに尽力します。しかし、彗星の欠片が落下するという「事実」は変えることはできません。無常にも、落下衝突は起き、糸守町は一瞬にして消失してしまいました。
 
このとき、観客は、奇跡の展開を知らされていませんから、ひどくがっかり、あるいは残念な余り、心が傷ついた状態かもしれません。
 
新海誠監督の罪作りな展開です。
 
それにしても、1200年前に彗星落下で出来た糸守湖に、1200年後、再び彗星の欠片が落下するというムリクリな設定自体の発想が、とても面白いなと思います♪

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まとめ

『君の名は。』の「時間の流れ」で判りにくい、一番のポイントをこの記事で説明しました。
 
いずれにしても、新海誠監督は、観客がすんなり理解できるという展開は、あえて作らず、判りにくさを私たちに「一つの楽しみ方」として提示してれています。
 
それが、最終的な感動に寄与していることは間違いなさそうです。
 
私たちは、新海誠監督の術中にハマってしまいましたね♪

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