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Blu-rayエディターズ・エディションの特典映像の一つに、監督が出身の佐久市で行なった講演映像があります。
 
これ、新海誠監督ファンとしては、小躍りしたくなるくらい素敵な内容なんです。
 

新海誠監督、ログラインについて語る

新海誠監督が講演で『君の名は。』の物語性について語りました。
 
60分ちょっとの講演で新海誠監督が『君の名は。』に注いだ想いがとても具体的に理解できるコンテンツです。この講演動画は、Blu-rayエディターズ・エディションの特典映像として収録されています。
 
冒頭、新海誠監督は「ログライン」の話から講演を始めます。
 
ログラインとは、物語の内容を1行から数行で表したものです。あらすじとは違い、コンセプトです。物語の作り手たちは、このログラインを共有し、一つの映画コンテンツを作り上げるのです。
 
それは単に本編だけでなく、宣伝などで使う予告動画などでも、そのログラインをベースに作られていくのです。物語の一貫性を担保し、主張をより正しく鮮明に受け手に届けるためにもログラインは重要なわけです。
 
以下は、講演で新海監督が説明している事例です。
 
「桃太郎のログライン」
 
A:桃から生まれた少年が、三匹の動物とともに鬼退治する冒険譚。
B:子どものいない老夫婦が、桃から生まれた不思議な少年を授かる話。
 
物語はこの事例のように、複数のログラインが考えられ、ログラインによって語られる物語の主張や切り口、主役は変化します。
 
何を伝えた以下、どう伝えたいか、それを作り手(たち)が作業スタート前に確認するもの、それがログラインです。
 
そして、ログラインは物語の出来不出来を左右するほどに重要なものなのです。

2つのログライン

『君の名は。』に設定された2つのログラインについて、新海誠監督が語ります。
 

  1. 夢で出逢った少年と少女が、やがて現実でも出逢う話。
  2. 夢のお告げを受けた少女が、人々を災害から救う話。

 
[1]は典型的な物語パターンで次の3つの構造を持っています。

  • Boy Meets Girl
  • Boy Losts Girl
  • Boy Meets Girl Again

 
[2]の展開においては、たくさんの民話的モチーフをちりばめ、作品に共感性と興味性をたかめています。
 
そして、新海監督は、ログライン[2]の上にログライン[1]が乗っかっている物語構造をコンセプトにしたのです。
 
その後、講演の中では具体的な動画シーンを提示しながら説明をしていくので、このログラインの実現こそが創作プロセスなのだということが良く理解できます。また、映画作成は実に様々な人、たくさんの人が介在しており、ログラインはそれらの人々を導く海図のような働きも担っているのです。

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まとめ

新海監督の、このログラインを軸にした物語作りの話は、時間を忘れるほどに面白く興味深いものです。
 
機会があれば、是非ご覧いただき、その上で、再度、本編を楽しんでいただければと思います。
 
_/_/
 
映画『君の名は。』は【dTV】で7/26から配信開始しています。
 
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注記

  • 画像出典:http://getnews.jp/archives/351304
  • 本記事はサイト移転に伴い、元サイト「映画『君の名は。』応援し隊♪」からここへ掲載しなおしました。その際、誤字修正などを含めリライトをしています。
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