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以下、『君の名は。』のネタバレ満載です。シーン毎に書いていきます。なのでネタバレは見たくないという方はスルーしてください。
『君の名は。』【ネタバレ満載】シリーズ「その1」は、オープニング直後、三葉の意識が瀧になった日のことから始めます。
 

三葉の意識が瀧と入れ替わる日

この日は、ずばり2013年9月2日(月)です。
 
三葉がいる世界は2013年。岐阜県にある糸守高校(架空)に通う高校2年生。地元・宮水神社の跡取り娘です。
そして、瀧がいる世界は2016年。東京都内にある神宮高校(架空)に通う高校2年生。父と2人で暮らしています。
 
三葉と瀧の2人は、時空を超えて、突然、意識が入れ替わります。それは週に1〜3回の頻度で起こるのです。

三葉(意識は瀧)が見た夢

オープニング直後のシーンです。
 
スマホのアラームが鳴っています。寝ている三葉の足とスマホが見えます。スマホ画面の「時間」は朝の6時台であることが読み取れますが、映画では、スマホ画面の「月日」までは読み取ることができません。ちなみに、漫画版『君の名は。』では、このシーンのスマホ画面の「月日」が明瞭に書いてあるので読み取れます。9月2日(月)です。
 
さて、アラームが鳴っているとき、すでに意識は入れ替わっています。そして、三葉(意識は瀧)は、まだ夢を見ています。それは、三葉と瀧が「実際に出遭った」最初、東京JR電車内のシーンです。のちのち、この最初の直接的な出遭いは2013年10月3日であることが、映画のなかでも明らかになります。しかし、三葉(意識は瀧)が夢を見ているこの2013年9月2日の段階では、2人は出遭っていません。
 
つまり、ホンモノの三葉ならば、この夢は見るハズがないのです。ただし、三葉の意識に入れ替わった瀧は2016年から来ているわけで、すでに2013年10月3日の出遭いは経験しています。その出遭いは、瀧がまだ中学2年のときのことで、記憶の片隅においやっていた経験でしかありません。それでも潜在意識には、しっかりと残っていたのです。それが、入れ替わりとともに蘇り、夢に見たのかもしれません。
この夢は、この入れ替わりが初めてであることを示唆しています。初めてだからこそ三葉(意識は瀧)は、この夢を見て「はっと驚いて起きた」のです。

おっぱいもみもみ

このシーンも、この入れ替わりが「初めてのこと」であることを示唆しています。
 
目が覚めた三葉(意識は瀧)は、自分がどこにいるのか、にわかに認識できません。そして、自分の胸がまるで「女性の胸」のようになっていることに驚きます。まだ夢を見ていると思ったのでしょうか、そして、それをもみもみ。
そんなところに妹・四葉の登場です。

  • 三葉「(おっぱいもみもみ)」
  • 四葉「お姉ちゃん、なにしとるの?」
  • 三葉「すげ〜、ほんものっぽいなって...。えっ、お姉ちゃん?」
  • 四葉「なに寝ぼけとるの?ご、は、ん!はよきない!」

 
このやりとり、つまり、この「おっぱいもみもみ」から「四葉が姉を叱咤する」までのことが、「三葉の意識の入れ替わりが初めてのことである」と示唆しています。もし、これが2度目、3度目ならば、三葉は状況をすぐに認識したでしょうし、四葉は「お姉ちゃん、また変なことやってる!」と言ったはずでしょうから。

宮水家朝食シーン、初見の観客を欺します!

四葉が「朝ご飯だから早くきなさい!」と三葉を起こしに来て、次のシーンが、宮水家朝食のシーンです。
 
おばあちゃん・一葉と、妹・四葉が朝食の準備を終えようとしているところに、三葉登場。「おっぱいもみもみシーン」から、この「宮水家朝食シーン」は途切れることなく続きます。実は、「宮水家朝食」は「おっぱいもみもみ」の翌日です。初見の人には「なんか変だな、妙だな」という意識だけが潜在的に植え付けられ、「モヤモヤ感」を引きずって物語を見てもらうという新海誠監督の思惑です。
 

  • 三葉「おはよう!」
  • ・・・中略・・・
  • 一葉「今日は、普通やな」
  • 三葉「え?」
  • 四葉「昨日はやばかったもんなあ」
  • 三葉「え〜、ちょっとなに〜!?」

 
この会話で、昨日、すなわち「おっぱいもみもみ」の日は、三葉の言動がおかしかったことを示唆しています。当然です、昨日の三葉の意識は入れ替わった瀧だったのですから。
そして、この会話からも、「昨日の入れ替わり」が初めてのことだったことが示唆されているのです。
もし、この入れ替わりが2度目以降ならば、上記の会話で三葉は

  • 昨日もやばかったもんなあ

といったはずですから...。

幼なじみテッシーとさやちん

三葉の意識が入れ替わった翌日の登校シーン。三葉(ホンモノ)は幼なじみのテッシーとさやちんと合流。そのときの会話です。
 

  • さやちん「三葉、今日は髪、ちゃんとしとるね」
  • 三  葉「え、なに?」
  • テッシー「そうや、ちゃんと婆ちゃんにお祓いしてもらったんか?」
  • 三  葉「お祓い?」
  • テッシー「ありゃ絶対狐憑きやな」

 
テッシーもさやちんも昨日の三葉(意識は瀧)の言動に驚きまくったということです。まさか本当に狐が憑依したのではと思ったくらいなのですから。つまり、そんなに驚くほどの出来事であったのであり、それは昨日の入れ替えが初めてであること示唆しています。
しつこいですが、入れ替わりが2度目以降ならば、上記のような会話にはならないでしょうから。

物語のキーワード「かたわれどき」

登校シーンに続き、糸守高校での授業シーンが展開されます。
三葉のクラスは、ユキちゃん先生の古文の授業をやっています。
そして、そのシーンに出てくる黒板には「9月3日(火)」と板書されています。つまり、これで冒頭の入れ替わりが、前日である9月2日(月)であることが決定です。西暦はのちのち判りますので、入れ替わりは2013年9月2日(月)です。
 
話を授業に戻して。
黒板には万葉集#2240(作者不詳)が板書されています。
 

  • 誰(た)そ彼(かれ)とわれをな問いそ九月(ながつき)の露に濡れつつ君待つわれそ

 
そして、ユキちゃん先生が「黄昏時(たそがれどき)」について説明をしています。
 

  • 先生「これがたそがれ時の語源ね、たそがれ時は判るでしょ?夕方、昼でも夜でもない時間。世界の輪郭がぼやけて、人成らざるものに出会うかもしれない時間。もっと古くは、かれたそ時とか、かわたれ時とも言ったそうです。」
  • 生徒「質問!かたわれ時やなくて?」
  • 先生「かたわれ時?それはこのあたりの放言じゃない?糸守のお年寄りには、万葉言葉が残っているって聞くし。」

 
これ超重要二重丸のキーワード「かたわれどき」なんですが、初見の人は、そんなことを気づくはずもなく...。これも、新海誠監督流の「潜在意識に入れちゃえ」作戦ですね。
 
そして、ユキちゃん先生が三葉を指名します。
 

  • 先生「それでは次、宮水さん」
  • 三葉「は、はいっ。」
  • 先生「あら、今日は自分の名前覚えているのね」
  • ・・・生徒一同、笑・・・
  • 三葉「(くびを傾けて)ん?」

 
もう同じフレーズばかりで飽きたかもしれませんが、このシーンの会話も、9月2日の入れ替わりが「初めてだったこと」を示唆しています。三葉が別人のようだという事態が度々起こっていれば、先生の「今日は自分の名前を覚えているのね」もないだろうし、クラスメートの笑いも起こらないだろうからです。

ここまで書いたいくつかのこと

ここまで5つのシーンについて書いてきました。
 

  • 三葉(意識は瀧)が見た夢の話
  • おっぱいもみもみ
  • 宮水家の朝食
  • 幼なじみとの登校
  • 古文の授業

 
そして、これらの5つは、すべてある1つの共通事項を示しています。
それが

  • 9月2日に三葉に起きたこと、つまり、三葉の意識が瀧に入れ替わったことは、初めてのことである(A)

ということです。
 
実は、9月3日の学校でのシーンはまだまだ続くのですが、それらの中にも、(A)が正しいと思わせることがあるのです。そして、「9月2日の入れ替わりが初めて」であることは、後々、新海監督の言葉からも明らかになるのですが、そこには、大いなる驚きが待っていたのです。

見る者が思い描く仮説とは...

『君の名は。』の冒頭で三葉の意識の入れ替わり、つまり瀧の意識が入った三葉が登場したシーンを見た私たちは、次に、瀧の意識の入れ替わり、つまり三葉の意識が入った瀧のシーンを見ることになります。
そして、私たちはこう仮説を思い浮かべるはずです。

  • 2人の意識の入れ替わりは、時空を超えるものの、同時に起きている。(仮説1)

 
そして、このことから、こう感じるハズです。

  • 最初見せられた三葉(意識は瀧)と、次に見せられた瀧(意識は三葉)は同時に起きていることなのだ。

 
なので、普通は、瀧の意識が入った三葉と、三葉の意識が入った瀧は、同日同時刻に起きていると思うでしょう。
しかも、「三葉の意識が入った瀧」のシーンでは、「瀧の意識が入った三葉」のシーンと同様に、「初めての入れ替え」を思わせる出来事がたくさんあるのです。
 
さて、私たちが最初のほうで見せられたこの2つの意識の入れ替え、その年月日を明記するとこうなのです。
 

  • 三葉(意識は瀧)のシーン:2013年9月2日(月)(a)
  • 瀧(意識は三葉)のシーン:2016年9月5日(月)(b)

 
そして、ここが新海誠監督のズルいところなのですが、映画では(b)が9月5日(月)であるとは、まずわからないのです。瀧(意識は三葉)と司たちがカフェでスイーツを食べているとき、瀧のスマホが鳴ります。そのとき、ほんの一瞬、瀧のスマホの画面から「9月5日(月)」と読み取れるのです。これって、普通に映画見ていてはあまりに一瞬のことで読み取ることは不可能です。
一方、漫画版のほうでは瀧(意識は三葉)が最初に登場するシーンで、アラームが鳴るスマホ画面に「9月5日(月)」の文字を見ることができます。
 
いずれにしても、前述した、2つのシーン(a)と(b)の日付けをご覧ください。「年月」は「3年ズレている」のはすんなり理解できますが、「日」は「3日ズレている」のです。私たちは、当然のように(a)と(b)が同時に起きていると認識しますから、結果、このように結論づけるわけです。

  • 『君の名は。』で起こる入れ替わりは「3年と3日ズレている」形で同時に起きている(仮説2)

 
そして、世の中の『君の名は。』の謎解きファンたちは、「3年と3日ズレ説」で分析をしていくのです。その結果、初回の入れ替わりから、入れ替わりがなくなるラストの入れ替わりまでの「全10回」は全て解明した!!!と思った人も多かったのではないでしょうか。
 
しかし、「3年と3日のズレで、都合10回の入れ替わりがあった説」は、とある矛盾を突きつけられてしまうのです。
その矛盾については、この記事が長く成りすぎたので、後日、別の記事で【ネタバレ満載】その3として書く予定です。

まとめ

この記事では、三葉と瀧の意識の入れ替わりの在り方について、映画からわかることを分析してみました。
結果「3年と3日の時空のズレがあり、同時並行的に起きている」という仮説に至りました。
でも、この仮説には、乗り越えられない矛盾を抱えていたのです。それについては、後日の記事「その3」で明らかにします♪
 
_/_/
 
映画『君の名は。』は【dTV】で7/26から配信開始しています。
 
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注記

  • 画像出典:https://動画配信サービス.net/archives/853

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『君の名は。』をいつでも、どこでも見たいというのなら、一番のお薦めはココですね♪
新海誠監督の他の作品も、もちろん楽しんでくださいね♪
 

 
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